海外釣行に向かわせたもう一人、残間正之さんの本

自分を海外釣行に向かわせたのは若い頃に読んだ開高健の「オーパ!」だったが、
読んだ頃は海外釣行なんて夢・妄想のレベルであった。
それがフライフィッシャーマンの残間正之さんの本に出合って、
ちょっとだけ身近に感じられたのかもしれない。ほんの少しだが。
そのフォトジャーナリストでフライフィッシャーマンは、よくそんな場所に行ったもんだと思った。
気負いはいらない、ほんの少しの勇気があればいいと書いているが、自分にはとても無理だと思った。

いずれの本もすでに廃版になっていると思うが、ネットで探せば中古本は売っているようだ。
「だからロッドを抱えて旅に出る」PART1
「世界釣魚放浪記」だからロッドを抱えて旅に出る PART2
【フライフィッシング・ハイ!】楽園つり紀行

ずっと心にため込んできたもの、海外釣行(夢)を実現するときは、ほんの少しどころの勇気ではなく、
多大なる勇気が必要だった。
出張や旅行で賑わう都市には何度も行った経験はあったが、事情がちょっと違う。
出発する日の朝、直前までとても不安であったが、覚悟を決めて一人旅・一人アマゾンに向かうため家を出た。
歩き始めたときにはすでに吹っ切れて、開き直っていた。

アマゾン バルビーナで撮った夕暮れの写真

一人で行った初めての海外釣行であった。
翌日には日本に帰る予定だが、この夕暮れを見ながら思った。
このままアマゾンに残りたいと。
(バルビーナか、もう一度いきたいな、、、)


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