50年以上も前、小学生のときに買った図鑑「原色日本蝶類図鑑」が本棚の奥にある。
初版は65年前の昭和29年(1954年)である。
自分が持っている図鑑は、昭和40年増補改訂(一刷発行)となっている。
初めて採った蝶や、見た蝶を家に帰って図鑑で調べるのが楽しかった。
茶色くなって、ボロボロであるが、今は宝物である。
大きくなったら蝶の博士になって、アマゾンへ行こうと夢を描いた原点であった。
将来、まさか魚を求めてアマゾンに行くなんて、思いもしなかった頃だ。
そして将来、アマゾンの川で釣りの最中に、ペレイデスモルフォ(?)だろうか?
ビカビカとコバルトブルーに光る大きなモルフォ蝶を、何度も何度も目撃した。
一人釣行だったので、翌年はハイスピードで撮れるカメラを持参した。
素人だから腕が悪く、写真も動画も大失敗。
さらに次の年もチャレンジしたが、結局のところ撮影は失敗した。
あきらめて、しっかり脳裡に焼き付け、釣りに徹することにした。(笑)
これも大事な宝物「原色日本蝶類幼虫大図鑑」(VOL.ⅠとVOL.Ⅱ)である。
初版は、昭和35年であり、昭和43年四刷発行を持っている。
当時はアゲハ蝶なんかの幼虫を採ってきては飼育していたが、
しばしば脱走し、母親が悲鳴を上げていた(笑)
最近何気に「チョウ」の本を買ってみた。
「東京都の蝶」(けやき出版)
「蝶」(山と渓谷社)
眺めているだけで楽しくなる。
蝶は採らずに撮ろうと思うが、その前にカメラの腕を磨かないといかん。
(身体がいくつあっても足らん、、、)
コメントを残す